2009/10/08(Thu)
2つの地区の学校を支援します
今日は、今回のプロジェクトでどのような教育支援を行う予定なのか、みなさんにご紹介させていただきます。
【ゴルカ地区の中学校支援】
1つめの支援先は、ネパール中央部の山あい(ゴルカ地区)にあるシュリ・マハラクシミ中学校(10年制)です。
丘の上にある校舎は老朽化が進み、強風でトタン屋根が吹き飛ばされることもしばしばです。激しい雨漏りで、実際に使える教室も減ってきていて、1つの教室に100名近い生徒がすし詰め状態のクラスもあります。それでも、約720名の子どもたちは、雨や埃にまみれながら、将来の希望に燃えて熱心に勉強に励んでいます。
そこで、今回のプロジェクトを通じて、校舎の一部の立て替え工事を行い、4教室の平屋校舎を新築する予定です。
強風で屋根が吹き飛んだ校舎 すし詰めの教室で学ぶ子供たち
【ポカラ地区の高等中学校支援】
2つめの支援先である、ネパール第2の都市・ポカラのシュリ・シッダ高等中学校には、貧しい地域の子どもたち約700名が通っています。この学校は、大学進学への道を開くため、12年制学校への移行を計画して今年から11年生の早朝授業を始めました。現在、他学年の教室を間借りして勉強をしていますが、資金不足のため、校舎増築の目途は立っていません。政府の方針では、近年中に教室を増築しなければ、8年制の学校に縮小される可能性が出てきています。
そこで、貧困層の子供たちに大学進学の道を開くため、今回、校舎の2階部分(3教室と集会室)を増築する予定です。
校舎の2階部分を増築予定
以上のような学校支援のほか、今回のプロジェクトでは、貧しい子どもたちへの奨学金支給も予定しています。ネパールでは、月240円ほどの教材費等が払えず、勉強をあきらめる子供たちが毎年たくさんいます。そんな子供たち数十名をサポートしていきたいと考えています。
次回は、現地の学校からのリポートをご紹介します。
【ゴルカ地区の中学校支援】
1つめの支援先は、ネパール中央部の山あい(ゴルカ地区)にあるシュリ・マハラクシミ中学校(10年制)です。
丘の上にある校舎は老朽化が進み、強風でトタン屋根が吹き飛ばされることもしばしばです。激しい雨漏りで、実際に使える教室も減ってきていて、1つの教室に100名近い生徒がすし詰め状態のクラスもあります。それでも、約720名の子どもたちは、雨や埃にまみれながら、将来の希望に燃えて熱心に勉強に励んでいます。
そこで、今回のプロジェクトを通じて、校舎の一部の立て替え工事を行い、4教室の平屋校舎を新築する予定です。
強風で屋根が吹き飛んだ校舎 すし詰めの教室で学ぶ子供たち
【ポカラ地区の高等中学校支援】
2つめの支援先である、ネパール第2の都市・ポカラのシュリ・シッダ高等中学校には、貧しい地域の子どもたち約700名が通っています。この学校は、大学進学への道を開くため、12年制学校への移行を計画して今年から11年生の早朝授業を始めました。現在、他学年の教室を間借りして勉強をしていますが、資金不足のため、校舎増築の目途は立っていません。政府の方針では、近年中に教室を増築しなければ、8年制の学校に縮小される可能性が出てきています。
そこで、貧困層の子供たちに大学進学の道を開くため、今回、校舎の2階部分(3教室と集会室)を増築する予定です。
校舎の2階部分を増築予定
以上のような学校支援のほか、今回のプロジェクトでは、貧しい子どもたちへの奨学金支給も予定しています。ネパールでは、月240円ほどの教材費等が払えず、勉強をあきらめる子供たちが毎年たくさんいます。そんな子供たち数十名をサポートしていきたいと考えています。
次回は、現地の学校からのリポートをご紹介します。
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